先に犬の鳴き声について書いてみたが、今度は蛙だ。けろけろ、けろけろ。何度言ってみても、俺の耳には蛙の鳴き声にはどうしても聞こえないのだ。俺が生まれて中学生の頃まで育ったカリフォルニアの田舎町Bakersfieldでは、蛙狩りをやるおっさんが裏斜めの家に住んでいた。川で掴まえては大きなgunny sackで持って帰ってきた。(このgunny sackは南京袋というようだが、黄麻(おうま)製の粗織りの袋で、穀類などを詰めるのに使う。子供の頃マーケットでポテトをこれに入れて5キロや10キロ単位で売っていた。)
帰ってくると、蛙の鳴き声が聞こえてくる。日本では、蛙の鳴き声を「けろけろ」と言うが、英語では、これじゃ通じない。それじゃなんて言えばいいの?

英語では、次の二つの言い方がある。蛙の専門家ではないから、どちらがどの種類の蛙かはよく分からないが...

その一つ、
        knee-deep
文字からすれば、「膝に浸かるほど」ですが、ここでは音を表すためにこう書くだけで、「けろけろ」の意味になる。どちらかというとkneeもdeepも低い声でちょっと長めに繰り返し言うと雰囲気が出る。

ところで、knee-deepという言葉はほかにも使える。例えば次のように、

I’m knee-deep in trouble. I lost my job, I’m behind on my rent and they’re going to repossess my car!
(俺は本当に困っているんだ。職を失ったし。家賃も滞納しているし、車も持っていかれちゃう!)

このknee-deepは、泥に膝まで使ったような感じで、なかなか抜けられない形容。日本語の「泥沼」にちょっと似ている。

次は、
       ribbit
これはknee-deepと違って、言葉ではない。蛙の発する音を表すだけの擬音語だ。
これをちょっと短めに繰り返し言うと、違う種類の蛙になるからおもしろいかも。
また両方を言ったりすれば、蛙が一杯いる状況を作れる。コショー
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