時々オーディションや写真選考で落ちることが続くことがある。なんで?と自問自答しても始まらないが、それでも、なんで?と思うことがある。単に求められているものが違うだろうが、あまり何度も続くと、自信が揺らぐものだね。自信なんて脆いもんだなとつくづく思う。そう言うときは思わず次の言葉が口をついて出る。
Can’t win for losing.
一回のことじゃなくて、三回かそれ以上悪いことが続く場合に言うことが多い。単に運の悪いことが続く場合にも言うけれど、努力しても駄目な場合によく使う。何をやってもだめだと溜息を漏らしながら言うよりベタ度が高いね。
(最近ベタなギャグや小噺にはまっている)。
A: How was the audition?
(オーディションはどうだった?)
B: I didn’t get the part. This is the third time this month. Can’t win for losing.
(駄目だった{役を取れなかった}。今月で三度目だ。何をやっても駄目なときは
駄目だね)
この言い方は一見文法がおかしいようにみえるが、このforはbecauseのような意味を表していると思う。今はlosing(運が悪い)状況だから、勝てっこない。ちょっと諦め気味だが、やはり争えないときは、潔く諦める(そして次のチャンスを狙う)。
A: I can’t win for losing -- No matter what I do, I can’t seem to please my boss.
(何をやっても駄目なんだな。何をやっても上司は満足しない。)
B: Maybe you should ask him to sit down and talk to him about it.
(上司に腹を割った話し合いをしたほうがいいかも)
ほかに、折角やったのにそれが不結果になった場合にも言う。この場合は自嘲気味で“言い面の皮”になる。
A: You go out of your way to lend a hand and what do you get – a slap in the face.
Can’t win for losing.
(わざわざ{手を差し伸べて}助けてあげたのに、どうだ。- これっぽちも感謝
の気持ちがない。言い面の皮だ。)
この場合の a slap in the faceは文字通りの顔に平手打ちではなく、感謝や尊敬の気持ちが全くなく、むしろその逆だ。
そう言えば、「ガキの使いやあらへんでぇ」と言う番組で、利きビールのコーナーに出演したことがある。松本さんと浜田さんを含めて、ココリコの遠藤さんと田中さん、それから山崎さんが10万円の金一封を競い合って、目隠しをしたまま、最初に出されたビールを利き分ける。うまくいけば10万円もらえるが、当たらなかったときは、ビンタを喰わされる。そして、そのビンタを喰わすのは、何を隠そう、この吾が輩だったんだ。
ココリコの二人と山崎さんが負けたので、ディレクターの指示通り、バーンと思いっ切りビンタを喰わしてやった。テレビの95%が「やらせ」と言われるけれど、これだけは違った。後まで手が痺れるほどやっちゃった。山崎さんはうまい具合に、ほとんど音が出ないぐらいかわしたが、遠藤さんと田中さんにはもろに当たった。指示通りにやったとはいえ、本当に痛そうだったからちょっと申し訳ないなと、まじでそのとき思ったな。
でもまた同じような役が来ても、手抜きはしないぞ~。
コショー